こんにちはミックラックです。
DEXという言葉をよく聞くが、どういうものなのかと、気になるユーザーは多いと言えます。
DEXは仮想通貨取引所のひとつで、中央管理者がいない、分散型取引所であるのが特徴です。
今回はDEXとはなにか、導入方法や使い方を紹介していきます。
仮想通貨投資に参加して間もないユーザーや、安全に仮想通貨を保有し続けながら取引したいユーザーは是非、本記事を参考にしてみてください。
DEX(分散型取引所)とは?
DEXとは、分散型取引所と言います。特徴は、中央管理者が存在しないことです。
中央管理者を介さず、不特定多数のユーザー同士で直接取引するという構図となります。
取引完了までの時間やコストを抑えられ、円滑的な取引を行えるのが、DEXの魅力です。
もうひとつの魅力は、本人確認を必要としないことにあります。
CEXでは、本人確認完了までに1週間以上時間がかかるのですが、DEXは本人確認を必要としません。
ただし、DEXを使うのに、メタマスクなど仮想通貨ウォレットが必要になりますが、無料で用意できます。
DEXはCEXと違って、安全を保ちながら仮想通貨取引ができるというわけです。
CEX(中央集権型取引所)とは
CEXとは、中央集権型取引所を意味し、DEXの対義語です。中央管理者が存在しているという特徴を持ちます。
CEXに該当する取引所とは主に、コインチェックやビットフライヤーやビットバンクなど、わたし達が知っているような取引所ばかりです。
日本円など法定通貨で取引できるメリットはあるものの、本人確認が完了しないと、取引に参加できないというデメリットがあります。
仮想通貨を始めるなら、日本の取引所の口座開設から始めなければなりません。
DEXを使うために仮想通貨ウォレットを用意
DEXを使う場合、仮想通貨ウォレットが必要です。
DEXに対応した仮想通貨ウォレットはあるものの、中でもおすすめな仮想通貨ウォレットは2つあります。
- メタマスクウォレット
- トラストウォレット
どちらも完全無料です。仮想通貨ウォレットを個々に挙げて、特徴を解説していきます。
メタマスクウォレット
メタマスクウォレットは日本のみならず、世界的に認知度が高い仮想通貨ウォレットです。
パソコンとスマホの両方に対応しており、多くのブロックチェーンにも対応しているという特徴も持ち合わせています。
仮想通貨ウォレットの選び方に迷っているのなら、メタマスクウォレットがおすすめです。
トラストウォレット
トラストウォレットもメタマスクウォレットと同様に、認知度が高い仮想通貨ウォレットです。
スマホしか対応していないというデメリットはあるものの、逆に言えば、スマホしか持っていない人におすすめできる仮想通貨ウォレットとなります。
パソコンがなく、スマホしか持っていない場合、トラストウォレットがおすすめです。
おすすめのDEXを2選まとめ
DEXは数多くあるのですが、その中でもおすすめなDEXを2つ厳選しました。
- Uniswap
- PancakeSwap
2つのDEXを個々に挙げて、特徴と誰に向いているのかを解説していきます。
Uniswap
Uniswapは、イーサリアムブロックチェーンとPolygonチェーンなど、複数のブロックチェーン上の仮想通貨交換に対応したDEXです。
時価総額が常に上位に位置しており、信頼性も高いという特徴を持っています。※参考:CoinMarketCap
初めてDEXを利用するユーザーや、普段からイーサリアムブロックチェーンやPolygonチェーンなどを利用しているユーザーは、Uniswapがおすすめです。
PancakeSwap
PancakeSwapは、バイナンススマートチェーン(BSC)と呼ばれる、バイナンスのブロックチェーン上の仮想通貨交換に対応したDEXです。
DeFiという分散型金融も取り扱っており、仮想通貨を預けるだけで、CAKEと呼ばれるトークンが得られるという機能も備わっております。
BSCのDEXを使いたい、Swapだけ使いたいという初心者には、PancakeSwapがおすすめです。
まとめ
DEXについて紹介しましたが、仮想通貨ウォレット内だけで他の仮想通貨やトークンと交換できるという強みをDEXは持っています。
USDTやUSDCなどステーブルコインにも交換できるので、価格変動から逃れたいときに、ステーブルコインは便利です。
安全に仮想通貨を管理したい、だけど安全を保ったまま仮想通貨を交換したい、こういった願いを実現してくれるのが、DEXとなります。
仮想通貨ウォレットを用意したら、ウォレットにイーサリアムなど仮想通貨を入金し、DEXで取引してみましょう。